一番よくないのは寒い外で固いイスで長い間座っていること

2009年12月24日

前立腺肥大症は普段の何気ない行動の積み重ねで起こりやすくなっているかもしれません。例えばあぐらや正座を長時間続けるのはよくありません。前立腺を圧迫し、尿が出にくくなります。下半身の血液循環も悪くなります。その上寒いときはますます血液の流れが滞り、膀胱を刺激して頻尿になります。一番よくないのは寒い外でベンチなどの固いイスで長い間座っていることです。また、座敷などに長時間あぐらで座ってお酒を飲んでいるのもよくありません。よい姿勢はソファーなどで下半身を圧迫しない座り方です。他にも前立腺肥大症の治療後は規則正しくバランスのよい食事を心がけましょう。前立腺に悪い影響を与えるような過剰なエネルギー摂取や栄養の偏りは避けましょう。お酒の飲みすぎもよくありません。適量ならかまいませんが、飲みすぎると骨盤内の血行を悪化させるので飲酒後に急性尿閉になりやすくなります。適量は人それぞれですが、ビールは1日に大瓶1本程度、日本酒なら1合、25度の焼酎なら1/2合が限度といわれています。また、心身ともにリラックスすることが大切です。ゆっくりと入浴する、散歩をするなど自分だけのリラックス方法をみつけてみましょう。前立腺肥大症治療後、また同様の症状や気になることがあったらすぐに受診しましょう。

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Posted by リクウ at 19:56 │前立腺肥大症の治療方法